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こんな時どうする?

Q:保険の事業承継、どうすればいい?

2011年07月30日

A:目的別に分類・整理しましょう


日本の経済を下支えしていると言われる中小企業。
そして、その中小企業を悩ませるのが事業承継の問題。

経営の継承であったり、事業用資産の継承であったり、この問題は多岐にわたる計画が必要なのですが、その中の一つ、保険について少し考えてみたいと思います。


実は、損害保険についてはさほど難しい問題はないかと思います。
なぜなら、「物」を守る保険は、その物の損害が経営に与えるインパクトをどう評価するか、というところです。経営者がかわれば、経営スタイルも変わるでしょうから、これは変化していくものととらえて、適宜判断すればいいと思います。
賠償リスクに備える保険についても同様です。


問題は、生命保険。
生命保険は、経営者や経営幹部の死亡などによる事業保障的な意味合いで契約されているもの、福利厚生の目的で契約されているもの、退職金を始めとする内部留保を目的としているものなどその目的は様々です。

契約だけを見たときに、それが必ずしもわからないことも多く、法人での契約の場合、経営者であれば契約は一つや二つ出ない場合も多いので、ある日突然引き継いだ後継者からしてみるとどう扱っていいものか頭を悩ませることがしばしばあるようです。


そういったことに備えるには、証券をファイリングする中で簡単なメモを入れておけばよいのです。例えば「事業保障と退職金を兼ねた保険(できる限り解約しない)」だとか、そんな簡単なニュアンスでいいのです。困った時に解約してもいい優先順位などを一緒に記載してもいいかもしれませんね。

たったこれだけで、随分と管理がしやすくなると思いますよ。


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