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がんという病気(5)

2010年07月15日

子供に関しては、結局私が面倒を見ながら、病院の面会時間には子供を家内の病室で遊ばせることにしました。

さて、いよいよ家内の入院です。
ここまで来ると本人は、すっきりした様子で家事から解放される事を喜んでいたように思います。しかし、大変なのは家の方でした。

今まで、母親と離れて過ごした事のない娘は、夜なかなか寝付けない様子です。
挙句の果てに、「ママ、しんじゃうの?」なんて泣き出す始末。
そんな子供をあやし、やっと寝付いてくれたと思ったらもう朝方の3時、4時。
そして、6時には起きて仕事に出かける準備をします。
結果、家内は10日間の入院となりましたが、その期間中は私はずっとそんな生活を続けていました。売れっ子アイドルなみの睡眠時間です(苦笑)

そして、7時には家を出て、ひとまず会社に。
会社のあいてる部屋に子供用の布団を敷かせてもらうと、子供はあっという間に睡眠に入ります。10時ごろまで寝ると、そのころには病院の面会時間が始まっていますので、娘を病院に送り、妻に預けます。

子供を預けた後、しばらく仕事をこなし、夜の面会終了時間に娘を迎えに行き、帰宅。
娘は、なかなか母親のもとを離れようとしませんが、何度かいいきかせるとあきらめて妻のもとを離れます。
子供を抱き上げ、エレベーターに向かい、エレベーターの中から妻にばいばいをするまでは笑顔の娘も、エレベーターが締まるとすぐに私に隠れるようにして声を殺して泣き始めます。
子供ながらに、心配をかけてはいけないと隠れて泣いていたのでしょうか。

そんな日が数日続き、いよいよ手術当日。
局所麻酔で行う手術は、意外にあっけなく終了。先生も自信満々の笑顔で、「丁寧に取りましたよ!後は、とった腫瘍を詳細に検査して、きちんと取れてるか確認します。」とのこと。
おかげ様で、手術は大成功のようでしたが、家内は少し麻酔の副作用(かなりレアケースのようですが)で少し気分がすぐれない日が続き、結局入院期間が少し伸び、10日間となってしまいました。

つづく


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