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医療保険の選択

2010年07月06日

よく医療保険のお問い合わせを頂きます。
ご相談いただくと、時々あるのが、

「入院保障を一日当たり1万円くらいは欲しいんだけど、なかなか高くって・・・」
なんていうご相談。

入院保障って、一番わかりやすいのが入院したらいくらもらえるかって話ですが、もう少し詳しく見てみると、「1回の入院で、最高何日まで給付を受けられるか?」という入院限度日数というのが設けられています。(がん保険の場合は、入院日数の限度がないものが多いですが)

これ、保険会社によっていろんな日数制限がありますし、同じ保険会社の中でもいくつか選択肢があることが多いのです。
長いものでは、1回の入院につき730日までOKなんていうものもありますし、短いものでは60日だったりします。

さて、どっちがいいかと聞かれると、そりゃー長い入院に越したことはないと思います。
精神疾患などによる入院は相当長くなるケースが多いと聞きますから。

しかし、その分保険料(掛け金)はお高くなります。
実際の生活費のバランスをとって、長めの入院保障をとる代わりに入院給付の額を例えば5,000円に減らすという話になりがちです。

しかし、ちょっと待ってください。
例えば、以下の二つのタイプ、
契約パターンA:入院給付を10,000円、一回の入院の限度を60日とした契約
契約パターンB:入院給付を5,000円、一回の入院の限度を730日とした契約
その効果を少し見てみましょう。

パターン1 10日間の入院(手術なし)
契約パターンAの給付額
10,000円×10日=10万円
契約パターンBの給付額
5,000円×10日=5万円

パターン2 100日間の入院(手術なし)
契約パターンAの給付額
10,000円×60日=60万円
契約パターンBの給付額
5,000円×100日=50万円

パターン3 120日間の入院(手術なし)
契約パターンAの給付額
10,000円×60日=60万円
契約パターンBの給付額
5,000円×120日=60万円

さて、これを見ていただきますとわかるとおり、この二つの契約パターンですと、入院給付5,000円(730日型)のプランの給付額が10,000円(60日型)を超えるには、120日を超える入院が必要となります。
今の医療機関の状況から考えると、かなりのレアケースとなるような気がします。

さらに、医療保険には手術保障がセットになっている事が多く、これは多くの場合入院給付日額の10倍とか、20倍とかいう形で給付額が設定されています。
例えば、入院給付日額の10倍の手術給付なら・・・

契約パターンAの給付額
 10,000円×10倍=10万円
契約パターンBの給付額
 5,000円×10倍=5万円

という具合に差が出てきます。

まぁ、あくまで確率を考えた話になるのですが、どうやら入院限度日数は短くとも、入院給付の日額を増やした方が効率がよさそうです。
どんな病気やけがに見舞われるかわからないので、一概には言えませんがこんな風に保険を選択する考え方もありますので、ご参考になればと思います。


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